202312 人生検討:事業 vs 研究
context
考えていること
「自分が何をやりたいのか・何にモチベが湧くのか」はだんだんわかってきた
「どの仕組み・コミュニティ・資金調達手段を使ってやるか」という問いが気になっている
ざっくり、事業をやる vs 研究をやる という二項対立を考えていた
一時、自分は結局「利益を出すこと」より「おもろい可能性を探求すること」の方にモチベがあるから、自分は事業をやるより研究をやるべきだと思っていた
ただ、この前提からこの結論を出すのは誤りだなと思った
理由:
1. 「事業をやる人は、利益を出すことのみを追求している」は多くの場合false
何かしらの別の目的も持ちつつ、それを実現するために事業という仕組みを使っている
「社会善」とか「おもろいものを作る」とか「自分が幸せになる」とか目的は色々あるだろうけど、資本主義のゲームで勝つこと自体を目的にしている人には会ったことがない
事業という手段を使うことに伴う責任(利益出すとか)は当然生じるが、その責任を分かって背負いつつ別の目的と両立しようとしているのだと思う
頭を使えば、利益を出すこととそれ以外の目的の両立が可能なことが多いのだと思う
2. 「アカデミアやindustryの研究では、自分の目的のみを追求できる」は多くの場合false
アカデミアでもindustryでも、研究に資金を出しているステークホルダーがいるので、その都合と自分の目的をうまく両立する必要がある
grantに通りやすい研究や、企業のニーズに合った研究をする必要がある
そこのストーリーテリング技術があれば自分の目的を追求しやすいのだと思う
つまり、
そもそも事業vs研究の明確な境目はない
どこに行こうと資金を調達したければ何かしらの枷を負う必要がある
その枷を負いつつ目的を達成できれば良い
文章に起こすとそれはそうという話ではあるが、色々なサンプルを知ってこれを理解できるようになったblu3mo.icon いわゆる「スタートアップ」の枠組みで資金調達
VCから調達したら、最長10年くらいで急成長してEXITすることが求められているのかな
PoC開発の委託とか
国の助成金とか
普通にtoB/toCで顧客に価値を提供して稼ぐ
変わった例
いわゆる「研究室」の枠組みでの資金調達
よくある国とかの研究費
寄付
企業との共同研究
企業の内部のラボ
Big tech各社
日本だと
両方やる人もいる